今や全国で10万人とも言われる「不登校」。不登校になるきっかけは?もし我が子が不登校になったら?保護者の心配は尽きません。そこで今回は、教育評論家の親野智可等さんに不登校についてお話を伺います。
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学校に行きづらくなるのはどうして?不登校のきっかけとは
教室長:今回は教育評論家の親野智可等(おやの・ちから)さんにお話をお聞きする機会に恵まれました。親野さんは20年以上の小学校教員の経験をお持ちで、現在は、講演、著書、ブログ「親力講座」、メルマガなどを通して、親子の在り方や教育について情報を発信していらっしゃいます。
母:今回は教育の専門家の方にお話を伺えるということで楽しみです。親野さん、よろしくお願いします。
親野さん:教育評論家の親野智可等です。不登校についてお聞きになりたいということですね。
母:はい。うちの娘が中学校1年生なんですけれども、ときどき学校に行きたくないと言う日がありまして、もしこのまま不登校になってしまったらと心配で…。
親野さん:お子さんが学校に行きづらい状態になっているのは、保護者にとってはとても心配ですよね。不登校の生徒さんの数は年々増加しています。中でも小学校6年生から中学校1年生にかけては2~3倍に増えるそうです。中学生のお子さんをお持ちの保護者にとって、不登校はぜひ知っておいていただきたいテーマですね。
母:お子さんは、どうして学校に行きたくないんでしょう?お子さんはなんて言っているの?
母:それが娘に聞いても原因がはっきりしなくって…。
教室長:それは心配ですね。親野さん、お子さんが不登校になるきっかけにはどんなものがあるんですか?
母:学校に行きづらくなるきっかけと言えば、真っ先にお友だちとなにかあったのかなというのが最初に思い浮かびますが。
親野さん:そうです。やはり不登校のきっかけで多いのは人間関係、いちばんに友だちとの関係、次に先生との関係ですね。いじめの問題がからんでいる場合もあります。中には親子関係がうまくいっていないことが原因ということもあります。
教室長:小学校から中学校へ進学して環境が変わることも影響がありそうですね。
親野さん:中学生になって勉強についていけなくなったことが原因の1つというケースもあります。環境が変わる不安感がある中で、同時に思春期をむかえるわけですから、ホルモンの関係もあってイライラしがちですし、情緒的にバランスがよくない時期と言えますね。
母:家でも子どものイライラは感じますね。中学生で不登校が増えるというのも納得です。ほかに不登校のきっかけになりそうなことはありますか?
親野さん:そうですね、生活習慣の乱れなども考えられます。もともと朝が弱くて遅刻しがちだったのが、だんだん欠席が増えていくというケースもあります。最近は先天的な要因として、発達障害がからんでいるということもよく言われています。不登校のきっかけというのはいろいろな要因が複合的に関係していることが多くて、1つにしぼるのはなかなか難しいんです。本人もよくわかっていないということが多い。とても複雑で繊細な問題だということは意識してほしいところですね。
子どもをなるべく不登校にさせたくない…、どんな親であるべき?
母:こんな子が不登校になりやすい、というような傾向はありますか?
親野さん:不登校の生徒さんの中では、自己肯定感が低いお子さんが多いということはよく言われますね。
母:自己肯定感が低いというのはどういうことですか?
親野さん:自分の存在価値や能力を肯定できない状態です。理由はいろいろあり一概には言えないのですが、一つの例としては親の愛情が実感できないことでそのような状態になる子もいます。たとえば、親のしつけが厳しくて叱り過ぎている場合です。「まだ勉強していないのか」、「ダメじゃないか」、「何度言ったらわかるんだ」、こういった否定的な言葉を日常的にたくさん浴びていると、お子さんは自信をなくします。そうするとトラブルを乗り越えるエネルギーが出ない。友だち関係でも勉強でもつまずきがあると乗り越えられずに不登校に陥りやすいんです。
母:ガミガミ言い過ぎるのはあまりよくないんですね…。
親野さん:もう1つ言えるのは、いつも叱られているお子さんは親に対して不信感を抱くことがあるということです。親子の関係というのは人間関係の第一歩。人間関係の土台が不信感になってしまっているお子さんは被害妄想的なところがあるんです。「あいつはいつも俺のことをにらんでくる」とか、「先生は俺のことをきらいみたいだ」とかね。これでは人間関係をうまく築けないですよね。
母:私も叱りすぎてしまっているかも…。自己肯定感が低いお子さんは不登校になりやすいということですけど、自分の子を不登校にしないために親はどうすればいいんでしょう?
親野さん:お子さんの不登校はさまざまな原因が複合的に関係しているのであって、必ずしもすべてが親の責任だというわけではありません。保護者の方が自分を責め過ぎるのもあまりよくないということは念頭に置いてください。その上で、いちばん大事なことはお子さんが親の愛情を実感できるようにするということです。
母:そのためにはどのように接するとよいでしょうか?
親野さん:どんな家庭でもぜひやってほしいのは、お子さんにかける言葉を意識してプラスの言葉に変えることです。「また片づけしていない」、「なんでできないんだ」、「ダメじゃないか」。こういうお子さんを否定するような言葉はまずやめてください。「○○するといいよ」、「先にやっておくとあとが楽だよ」といったプラスのニュアンスの言葉に変えるんです。あるいは、ほめる機会を増やしてください。ちょっとしたことでも、「がんばっているね」、「これやっておいてくれたんだね、ありがとう」と声を掛けましょう。
母:なるほど、言葉を変えるとずいぶん印象が違いますね!
親野さん:今言ったような言葉に切り替えていくことで、お子さんは親の愛情を実感し、親に信頼感を持てるようになります。親や他者に対する信頼感と自分に対する信頼感、これを基本的信頼感と言いますが、この基本的信頼感を育てる。これは不登校の予防という意味だけでなく子育ての基本中の基本とも言えます。
教室長:お子さんを心配しない保護者はいないと思いますが、叱り過ぎずに言葉を変えることで愛情を伝えることができるんですね。
親野さん:そうです。このお話をすると、それではしつけが行き届かないと感じる人もいるでしょう。でもそれはしつけ優先主義だと私は思います。「だらしがないのを直さなくちゃ」、「今からしっかり勉強させなくちゃ」と思い過ぎると叱ることが増えてしまいます。それよりも、親の愛情を実感できるように日ごろからプラスの言葉を使うように意識することがとても大事です。
母:確かにそうかもしれません。私もガミガミはやめてプラスの言葉を使うように気をつけてみます。
親野さん:ぜひ実践してください。さらに言えば、自己肯定感が持てずに「自分はいらない人間なんじゃないか」、「ぼくは存在していていいのか」というところまで追いつめられているお子さんもいます。こうした場合は、無条件の承認が大切になります。つまり「あなたがいてくれるだけでうれしい」、「ありのままのあなたが大好き」というメッセージを伝えることです。本当はもっと幼いころから伝えたい言葉ですが、どんな時期でも遅いということはありません。「自分は必要な人間なんだ」、「ありのままでいいんだ」と感じられるようにうまく伝えてあげましょう。
子どもが不登校になったとき、親ができること
母:うちの子は今のところ学校に行くことができていますけど、もし休みがちになってしまったらどう対応すればいいでしょうか?
親野さん:何日も欠席が続くと保護者の方は焦って「学校に行かなきゃダメだよ」と叱ってしまうことが多いんですが、これにはリスクがあります。自分でがんばって、あるいは親に促されて登校して、そのまま行けるようになることもありますが、そのあと不登校が長引いてしまうこともあるのです。
母:では、学校に行かせるかどうかはどう判断すればいいんですか?
親野さん:いつもと様子が違うなと思ったら、お子さんの様子をよく観察してあげてください。登校させるかどうかは専門家でも判断が難しい。保護者の方がお子さんの様子をよく見て判断してほしいとしか言えないんですね。
母:子どもの様子をよく観察すること、ですね。
親野さん:はい。中には保健室になら行ける、半日で終わる始業式や修了式になら行けるというお子さんもいます。修学旅行には行く気になったので参加したら、そのうち登校できるようになったという例もあります。
教室長:それはとても意外です。そういったきっかけで再登校につながる場合もあるんですね。
親野さん:はい。この場合も無理に行かせるのはリスクもありますから、お子さんと相談してみてください。
母:なるほど。ほかに親ができることはありますか?
親野さん:第一にしてほしいことは、お子さんの話を共感的に聞いてあげることです。学校に行けないとなると、「どうして学校に行けないの?」、「友だちとなにかあったの?」と詰問口調で責めるように聞いてしまいがちですが、それではお子さんは安心して話すことができません。問題を抱えている子はそもそも自分から話したがらないものですが、「実はこんなことがあってね…」と話したときに、「それじゃダメじゃない」、「もっとがんばって」などと頭ごなしに否定してしまうのもよくありません。
母:共感的に聞くというのは具体的にどうすればいいんでしょう?
親野さん:お子さんの話を「そうだったの」、「それは大変だね、苦しいね」とうなずきながら聞いてください。それからたとえば「忘れ物しちゃってね…」と話したときに、「忘れ物しちゃったんだ」と同じ内容を繰り返したり、「忘れ物をしちゃってイヤだったんだね」と気持ちを代弁してあげたりするのも共感的な聞き方です。これはうまく話を聞き出す意味においても、お子さんを安心させる意味においても大切になりますから、ぜひ意識してやってみてください。
母:確かにいきなり問い詰めるのはよくなさそうですね。では子どもがなかなか言い出さない場合はどうすればいいんでしょうか?
親野さん:本人が話そうとしない場合は、担任の先生や元担任の先生、お子さんの友だちやその保護者など、複数の人に話を聞いて理由を探ってみてください。また、保護者の方だけで悩んでいても問題の解決にはつながりにくいと思います。早めに専門家に相談することをおすすめします。
母:不登校の相談に対応してくれる専門家というと、どんな方でしょう?
親野さん:気軽に相談しやすいのは担任の先生や保健の先生です。また、学校に配置されるスクールカウンセラーに相談してもいいでしょう。その他の専門家としては、心理カウンセラー、心理療法士、心理士、小児科医、診療内科医、小児精神科医などが挙げられます。
教室長:スクールカウンセラーの配置は地域によって月に1回や週に1回などと差があると聞きます。その点、保健の先生は相談しやすいかもしれません。専門的な内容には応じられなくても、相談先や受診先は提案してくれるでしょう。
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不登校の間の家庭での過ごし方
教室長:学校に行きづらいときに、家庭での過ごし方で気をつけるポイントはありますか?
親野さん:お子さんが家にいる時にはゆったりと安らいだ気持ちで過ごさせてあげてください。お子さん自身も学校を休んでいることに焦りがあります。平気なお子さんは1人もいません。いちばん苦しんでいるのはお子さんだということを理解してあげましょう。
母:具体的には、どんなふうに日々を過ごせばいいんでしょう?
親野さん:まず学校を休んでいることを叱ったり、責めたりしないことです。これをやってしまうとお子さんは家にも居場所がなくなってしまいます。次にやってはいけないのは無視することですね。どう接していいか分からずに、お子さんと関わらなくなる方もいるんですが、それではお子さんは「見捨てられた」と感じて孤立してしまいます。ですから、「おはよう」、「今日はよく晴れたね」、「朝ご飯できているよ」といったなにげない声掛けは続けましょう。そうすることで「あなたのことを気にかけているよ」というメッセージになります。
母:家ではゆっくり休ませることが大事なんですね。
親野さん:そうです。そしてできれば保護者の方がお休みの日などは、気晴らしに連れ出すことができるといいですね。たとえば、釣りに行くとか、映画を観るとか、旅行もよい気分転換になると思います。遊びに行くということだけに限らず、これは小学生の女の子の例ですが、昼間学校には行けなかったものの、お母さんのママさんバレーの夜練習にはついてこれた。そこでいろいろなママさんたちとおしゃべりすることもできた。そういうことを1年ほど続けていたら、だんだん元気になって学校に行けるようになったそうです。このように学校の授業とは関係ない人間関係を経験するということも有効だと思います。
教室長:不登校の期間に習い事に打ち込んで自信がついたという例もよく取り上げられますね。
親野さん:はい。もともと将棋が好きで将棋教室でがんばっているうちに、だんだん学校に行けるようになったというお子さんの例も聞いたことがあります。学校を休んでいる間も、お子さんがやりたいこと、好きなことがあればどんどんやらせてあげましょう。やりたいことを一生懸命やることは自信や自己肯定感にもつながりますから。
母:なるほど。親野さんのお話を伺っていなかったら、学校に行けていないのに遊びや趣味の時間を楽しんでいる場合じゃないと思ってしまっていたかもしれません。
親野さん:どうせ家にいるなら心安らかに、楽しみもあったほうがいいでしょう。いちばんよくないのは、お子さんが家にいるのに苦しんでいること、自分を責めながら家にいることです。
教室長:そのためには保護者の方もあまり自分を責めたり、1人でストレスを抱え込んだりしないほうがいいでしょうね。
親野さん:そのとおりです。民間になりますが、不登校の親が集まる会などもあります。親同士で情報交換もできますし、こうした集まりもぜひ活用してください。
母:うちの夫は仕事が忙しくて子どもと過ごす時間が少ないのを気にしているんですが、父親にもできることはなにかあるでしょうか?
親野さん:お子さんとあまり関わっていないお父さんは、学校に行けないことだけを取り上げてお子さんを叱ることが多いんです。それから「お前のしつけが悪いからだ」と母親を責める。この2つは絶対に避けてほしいですね。お子さんは「ぼくのせいでお父さんとお母さんがケンカしている」と、ますます追い詰められてしまいます。
母:なるほど、夫には前もって話しておいたほうがいいかもしれませんね。
親野さん:ぜひそうしてください。あるいは、ストレス発散に連れ出すのをお父さんに任せるのはどうでしょう?「こんど、公民館でプログラミング教室があるけど行ってみるか?」というふうに、お子さんの興味のありそうなことを調べて提案してもらうんです。
母:確かに調べものは男性のほうが得意そうです。
親野さん:情報収集という意味では、不登校の対応のしかたなどをインターネットで検索してみるのもおすすめです。専門家の書いた記事や、体験談などもとても参考になると思いますよ。不登校に関する書籍もたくさん出版されていますから、ぜひ調べてみてください。
母:学校に行けるようになるまでどのくらい期間がかかるのか目安があれば教えていただけませんか?
親野さん:それもとても難しい問題です。1ヵ月、半年、あるいは1~2年、人によっては数年。何日かかるのかだれにも予測はできませんが、家でたっぷり休んだことで回復してまた学校に行けるようになるということもあります。
母:何年もかかることもあるんですね…。
親野さん:不登校が中長期になりそうだと分かったら、保護者の方は覚悟を決めて長い目でお子さんを見てほしいですね。
不登校のお子さんへの学習サポート
母:不登校が長引くと学力の低下も心配ですよね…。学校ではどの程度、対応してもらえるんでしょうか?
親野さん:公立の小・中学校では保健室登校または別室登校も増えています。これは教室に入りづらい生徒さんに対応してくれるものです。でも、必ずしも学習についてのフォローがなされるとは限りません。
教室長:教育委員会が運営する適応指導教室では学習の援助が受けられます。地域によって差はありますがカウンセリングを受けられる場合もあるそうです。
親野さん:それも1つの選択肢ですね。民間ではNPO法人やボランティア団体が運営するフリースクールもあります。不登校の生徒さんを多く受け入れているフリースクールでしたら、実際の事例が集まりますし、専門性は高いと思います。
母:学校には行けないけれど、塾には通っているというお子さんもいらっしゃると聞いたことがあります。
親野さん:はい。講演先で聞いた話ですが、中学校2年生くらいから不登校になった生徒さんが、個別指導塾に通って私立高校に進学することができたそうです。電車で一駅先の塾だったそうですが、そこなら同じ中学校の生徒さんはいないので通いやすかったんですね。
教室長:学校に行きづらい生徒さんは、学校の授業に似ている集団指導タイプの学習塾よりも、少人数で指導を受けられる個別指導塾を選ばれることが多いようです。同じ学校の生徒さんと顔を合わせないように配慮できたり、学習が遅れがちな不登校の生徒さんでも個別に対応したりしやすいのも個別指導塾のメリットだと思います。
親野さん:あるいは学校からすこし遠いところを選んで、同じ学校の生徒さんがあまりいない学習塾なら集団指導タイプでも通えるということもあるかもしれないですね。どちらにしても、塾に通えるなら学力の面でもプラスになるし、社会との接点を持つこともできるので、選択肢の1つとして考えてみてほしいですね。
母:学習のサポートもいろいろと選択肢がありそうですね。今日お話を聞くことができて、万が一なにかあった時には落ち着いて対応できそうな気がしてきました。
親野さん:お役に立ててなによりです。1つ気をつけてほしいのは、学習のサポートを考えるときも本人がやりたくないと言うものを、親が強要してはいけないということです。提案する姿勢ですすめましょう。
教室長:親野さん、今日は貴重なお話をありがとうございました。最後に不登校に悩む生徒さんや保護者の方にメッセージをいただけますか?
親野さん:今や不登校のお子さんは小学校・中学校合わせて10万人以上(※)です。これだけ多いということは、私に言わせれば学校というシステム自体に制度疲労というべき、現実に合わない部分が多々あるということです。そして「学校に行かない」ことも選択肢の1つになりうる時代になってきている。不登校が長引いている、お子さんが家から出られない。こんな状態は本人にとっても保護者の方にも不安かとは思いますが、そういう時代なんだと開き直るということもあっていいかもしれません。
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https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2019/10/25/1412082-30.pdf
【プロフィール】
親野智可等(おやのちから)
教育評論家。小学校の教員として23年間勤めた経験を活かし、メールマガジン「親力で決まる子供の将来」やブログ「親力講座」を中心に、子育てのアドバイスや勉強法などの情報を日々発信している。人気マンガ「ドラゴン桜」の指南役としても知られる。小学校、中学校、高校、幼稚園や保育園などでの講演も大人気。『「親力」で決まる!』(宝島社)、『「ドラゴン桜」わが子の「東大合格力」を引き出す7つの親力』(講談社)、『「叱らない」しつけ』(PHP研究所)など著書多数。
親力 | 教育評論家・親野智可等のホームページ
http://www.oyaryoku.jp/