小さい頃から医師になりたいと思っていて、杏林大学を志望していました。得意だった数学が、高校最初のテストで平均点くらいになってしまい、高校1年の6月に入塾。2学期からは学年1位をキープし、模試の偏差値もかなり伸びたため、オープンキャンパスに行って魅力を感じていた東京医科大学も視野に入ってきました。そこで、杏林大学の受験前にチャレンジという感覚で、総合型選抜で東京医科大学を受験したいと考えるようになり、担当の先生も賛成してくれて「総合型選抜の対策も、一般選抜対策と並行してやっていこう!」と応援してくれました。部活を引退した高校3年の夏期講習から入塾しました。その時点での志望校は関西学院大学でしたが、志望校判定はD。夏の間、塾の自習スペースも使いながら、1日最低10時間を目標に英語を中心に猛勉強しました。12月には公募推薦で近畿大学に合格。それを機に、志望校をさらに上げて同志社大学も受験することに決めました。入試問題の傾向がまるで違うので心配もありましたが、どちらの試験にも対応できるようにさらに演習を積むよう指導してもらって無事合格。僕の夢は起業することなので、社会学部で経済についてしっかり勉強して、今後もいろいろなことを吸収していきたいです。U先輩同志社大学/社会学部K先輩東京医科大学/医学部 大学を受験するにあたって、志望大学が決まればどの科目を勉強するかが決まり、目標も定まり、また、合格するために必要な学習計画が立てられ、受験勉強を効率化できます。もちろん、あせって受験する大学・学部を最終決定するべきではありませんし、途中で行きたい大学や学びたい学問系統が変わることもあって当然です。 しかし、早くから将来について考えて志望大学に対する意識を高くもっていれば勉強へのモチベーションが上がり、入学後にその大学が自分に合わないというミスマッチも防げます。まずは、「この大学に行くためなら、受験勉強を頑張れる」と思える現時点の志望大学を、ぜひ選んでくださいね。 最後になりますが、東京個別・関西個別に通っていた先輩たちの、大学受験の体験談をご紹介します。先輩たちはどのようにして受験校を決めたのでしょうか?ぜひ参考にしてください。14大学受験を乗り越えた先輩の合格体験談Q
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