志望大学選択マニュアル
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 ずっと立教大学を志望していましたが、学校で成績上位クラスに入れたことをきっかけに高3の夏に早稲田大学の文化構想学部を志望校に変更しました。夏期講習では、膨大な宿題を自習スペースを活用してめげずにやり遂げました。受験直前は、担当の先生のアドバイスもあり、早稲田大学の2000 年代の過去問を全て解く勢いで進めて問題に慣れることに注力しました。先生や教室長が成績を把握して「がんばってるね!」と声をかけてくれることで、モチベーションがあがりがんばれました。 高1の頃は将来のことについて、「これがやりたい」という明確な目標はなく、大学も漠然と東大を中心にいろいろな大学を考えていました。高2の秋頃、受験まであと1年余りとなったとき、担当の先生や学校の先生、親にも相談した結果、出した答えが「上を目指そう。将来やりたいことは大学で見つけよう」ということ。それから東大、京大の学部や問題形式などを調べていくうち、「自分に合っているのは京大だ」と思えてきて、見学に行くことにしました。実際に京大を目の前にして、はっきりと「京大に行きたい」という意思が固まったのです。T先輩京都大学/農学部合格T先輩早稲田大学/文化構想学部 大学を受験するにあたって、志望大学が決まればどの科目を勉強するかが決まり、目標も定まり、また、合格するために必要な学習計画が立てられ、受験勉強を効率化できます。もちろん、あせって受験する大学・学部を最終決定するべきではありませんし、途中で行きたい大学や学びたい学問系統が変わることもあって当然です。 しかし、早くから将来について考えて志望大学に対する意識を高くもっていれば、入学後にその大学が自分に合わないというミスマッチも防げます。まずは、「この大学に行くためなら、受験勉強を頑張れる」と思える現時点の志望大学を、ぜひ選んでくださいね。 最後になりますが、難関大学に合格した先輩の体験談を紹介します。東京個別・関西個別に通っていた先輩たちは、いつ受験校を決めたのでしょうか?ぜひ参考にしてください。14Q

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