志望高校選択マニュアル
4/16

チャレンジ校実力相応校安全校1204緩和した入試に人気集中希望者数の隔年現象と偏差値の推移偏差値希望者数激戦化した入試を敬遠志望校を決める前に大事なことは、現在の学力がどの程度かを把握することです。模擬試験を活用したり、先生に相談したりなどして、受験生全体のなかで学力がどのくらいのところにあるのかを確認しましょう。次に、偏差値の一覧表などを使って、●「チャレンジ校」(=今後の努力次第で合格がねらえそうな高校)●「実力相応校」(=自分の実力に合っている高校)●「安全校」(=十分に合格をねらえる高校)を分類します。併願校はこれらの組み合わせと入試日程から決定します。これからの勉強次第で学力は伸びます。学力の変化に応じて志望校の見直しを行いましょう。合格難易度とは、合格率80%ライン※1の偏差値を表しています。合格難易度を知るには、各校の偏差値を、直近1年分だけではなく、少なくとも3年以上の推移をチェックしておきましょう。なぜなら各校の合格可能性判定・偏差値にはばらつきがある場合があるからです。たとえば、教育環境の整備や大学合格実績の評価が学校の偏差値に反映される場合があったり、ある年の倍率が上がると翌年はその反動で倍率が低下するといった隔年現象が起こる場合があったりします。そうすると、偏差値にばらつきが出ます。直近1年分だけで判断してしまうと、その学校の本当の難易度が見えてきません。3年以上、偏差値の推移を見ると、受験する年の合格難易度が予測できます。※1 模擬試験によっては 60% ・70% ラインの場合もあります。現在の学力合格難易度の推移

元のページ  ../index.html#4

このブックを見る