今やっておきたい高校受験準備
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いつかはやらなきゃいけない苦手克服。どうせやるなら早めに始めて少しずつ手をつけていくのがオススメです。なぜなら、受験生になり、本番が近づくにつれてみんなが勉強に力を入れ始めるから。すると、自分が努力をしても、相対的に成績や模試の偏差値が上がりにくくなってしまいます。早めに始めるほど、がんばった分だけ成績に成果が表れやすいのです。苦手をすべてつぶすと思うと大変かもしれませんが、「今、学校で学習している単元に関わる分野」だけでも手をつけ始めることで、授業の理解度も成績も上がってお得です。模試やテストを上手に使うと、学習ポイント(力のつけどころ)が明確になります。もし、自分だけでやるのは大変だと感じたら、学習塾の力を頼るのも手段の一つです。得意・不得意を把握し、少しずつ対策を始めることで、学習に弾みをつけましょう。オススメは、「先生の解説をよく聞くこと」です。特にテスト返却時の授業では、先生がテストの解説をしてくれます。このとき、間違えた問題は、説明を聞いて理解できたかを確認しておくようにしましょう。また、個別に先生に質問しにいく、友だちや塾の先生に聞くなどもOK。大切なのは、わからないものを放っておかないことです。1人で悩まず、周りの人を頼ってみてください。できるだけ答案返却のあった日に行いましょう。先生の解説を聞いたときなど、学んだ記憶が新しいうちに自分でもリトライすることで、記憶も定着します。また、「どうすればテストで間違えなかったのか」と、自分自身の勉強のやり方や単元の理解度なども、意識して振り返ってみましょう。平行線と角三角形の合同・証明平行四辺形特別な平行四辺形平面図形友だちや学校の先生、塾の先生などに、わからなかったところを聞く。間違えた原因を分析してみよう。長期休みは特にチャンス!少しずつ、不得意分野に手をつけよう。わからない問題は、問題集の解説や教科書、参考書などを使い、自分で調べながら解いてみましょう。その後、何も見ずに自力で解けるかやってみることが大切です。また、間違えた問題に印をつけておくと、テストや受験の前などに復習しやすく、効率よく学習できるので、ぜひ実践してください。んだね!中1範囲から始めるといい2ステップ23ステップ3ステップステップ  今、数学で図形を学習しているなら、中1の図形分野の苦手から克服すると効果的!中2範囲たとえば解き直しをするときのコツ中1範囲ミスしたのはココ!原因は…時間をかけたら解けたが、時間不足だった。07

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