受験が失敗した時に親が考えるべきこととは?

保護者

いよいよ志望校を決める時期になりましたね。

保護者

そうよね。この時期はお子さんだけじゃなくて、親も神経質になるわよね。苦労した日が懐かしいわ。

保護者

いずれうちの子の番も来るんだと思うと、本当に心配です。

保護者

絶対に合格してもらわないといけないけれど、最悪の場合も想定しておくことが大事よ。高校受験に失敗してしまったお子さん、近くにいたんだけど、お母さまがひどく悩んでいたわ。

保護者

そうなんですか…。そうなった時のことも想定して、お子さんと一緒に戦わないといけませんね。でも、どんなことを考えておけばよいんでしょう。

保護者

落ちてすぐに次ってわけにもいかないでしょうから、まずはお子さんの気持ちに寄り添ってあげることは大前提よね。

保護者

一番つらいのは、お子さんですものね。落ちた原因をすぐには探らず、お子さんが落ち着くまで待ったほうがよいかもしれませんね。

保護者

言っちゃいけない言葉もありますよね。責めるような言葉とかは特に。何で落ちたのかとか、もっとがんばれなかったのかとか。

保護者

そうね。でもずっと一緒に落ち込んでいるわけにもいかないし。大事になるのはその後ですよね。

保護者

ええ。まずどのような進路があるのか、もう一度一緒に考えることが必要じゃないかしら。まず保護者が学校ないし塾の先生に相談し、どのような進路があるのか探ることが必要になるわ。教室長、そもそもなんですけど、高校受験で全敗してしまったらどうなるんですか?

教室長

それはとても深刻ですね。基本的には塾や学校と相談し、高校浪人を回避する方法を模索することになります。ただ、納得できる進路とはほど遠いものとなるでしょう。

保護者

教室長も、失敗してしまったお子さんを見たことがあるんですか?

教室長

ありますよ。やはりとてもつらそうでした。そうならないように、併願校の受験は必須になりますね。

高校受験で失敗しないために、事前にやるべきことは?

保護者

併願校は、どんなところを受ければよいんですか?

教室長

そうですね。受験制度、特に併願の仕方は都道府県によって仕組みが違うので、まずは事前に地元の受験情報を調べておいたほうがよいですね。その上での話ですが、基本的に私立は受験日が被っていなければ、いくつか受験することが可能になるので、しっかり情報収集することが必要です。

保護者

そうなんですね!じゃあやっぱり公立を受験する場合でも、本命とも言えるレベルの私立高校を選んで受けたいですね。

保護者

でも、そのお子さんのレベルで、確実に受かる高校(堅実校)も受けておかないと。

教室長

そうですね。先ほどの話になりますが、お子さんにとっても親にとっても、すべの学校に落ちることが最も深刻です。だからこそ、まずは確実に合格する計画を立てることが必須です。

保護者

そうですね…。あとは事前対策として、何ができますかね?

保護者

やっぱり、受験までのスケジュールをしっかり立てていくことじゃないかしら。受験して合格することがゴールだとすれば、ゴールからきちんと逆算して計画を立てていかないと、必要な勉強量やスピードがつかみにくい気がするわ。

教室長

そうですね。ゴールから逆算すること、そこから本当の受験勉強が始まると言っても過言ではありません。いつまでに、どれくらいできていればよいのか、どのタイミングでどんなことを克服するのか、それをきちんと考えておくことですね。

保護者

あと、細かいところだけど、志望校への意欲を高めることも大切ですよね。勉強はつらいことかもしれないけど、目標のためにがんばりたいと強く思ってほしいです。

保護者

そうですよね。楽しい未来や夢をかなえるために受験をするのだというイメージをつけることも大事だと思います。

保護者

そういったイメージをきちんとつけるためにも、学校の先生や学習塾の先生にも助けてもらいながら、具体的な未来のイメージをつけていくことが大事よね。実際に志望校を見に行ってもよいかもしれないわね。

 

 

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二次募集について知ろう!

教室長

受験に失敗してしまったときの対策として、二次募集に挑むという選択もあります。

保護者

二次募集?

教室長

二次募集は地域の受験状況によって変わりますが、基本的に一次募集で合格者が定員を満たしていなかった高校で実施されるものです。もちろん一次で合格している人は受験できません。

保護者

じゃあ、もう一度チャンスがあるってことですか?

教室長

ええ。場合によっては、ですが。そうした二次募集の情報は、学習塾に最新情報が集まってきますので、その時点で検討しうる学校を事前にチェックすることもしてくれますよ。また、その学校に自分のレベルで合格できるのかまで、先生が親身に相談に乗ってくれるはずです。

保護者

自分のレベルでギリギリ受かるかどうかといった学校を受験する場合など、不安がある場合は、塾の先生と事前に相談しておくと安心ですね。

教室長

そうですね。受験校すべてに落ちたからといってすぐに焦らず、まずは学習塾などに相談し、冷静に判断するようにしてください。