塾ってめんどくさい？原因別の対処法！

塾に通うことが面倒だというお子さんは多いかもしれません。そんなとき、保護者はどう対応すればいいのでしょう。今回はそんなお子さんの気持ちを正しくとらえ、保護者がどうしていくべきなのかをご紹介します。

塾がめんどくさい？お子さんの本音とは

保護者

最近うちの子、塾がめんどくさいってよく言うんです。確かに宿題もあるし、部活動のあとにいつも行くので、大変なことはわかるんですけれど…。どうすれば楽しくなるのかなって悩んでいます。

教室長

めんどくさい理由っていろいろありますよね。部活動で疲れているとか、勉強がきらいとか、塾が楽しくないとか。なにか言っていましたか？

保護者

いいえ。あやふやに答えるだけで、ただめんどくさいと。だからだんだん私も腹が立ってきて、ケンカしちゃいました。

教室長

個人的に思うことは、そういった「めんどくさい」は決して軽く見ないことです。原因をしっかり追求することはもちろん大切ですが、それよりも根気強く、お子さんのその気持ちにつきあってあげることも大事だと思いますよ。

保護者

子どもの話をじっと聞いてあげるのがいいってことなんでしょうか。

教室長

それもありますが、お子さんが面倒くささを克服すること自体が、とても大変なことだという認識を、まずは保護者ももつことが大切だと思うんですね。お子さんも塾に行かないといけないこと、勉強しないといけないことはわかっていると思うのですが、どうしてもそういった気持ちが出てきてしまうと思うんです。ある意味面倒くささと闘っているとも言えます。

保護者

まずは保護者がそういう気持ちをもって、子どもと接していく姿勢が必要ということなんですね。

塾がめんどくさい原因別の対処法！

保護者

具体的な行動としては、なにかいい策はありませんか？

教室長

めんどくささを克服するには、達成感が必要だと考えます。「できた」、「わかった」の機会が増えれば増えるほど、塾が楽しくなりますし、勉強への意欲も増すのではないでしょうか。それでもめんどくさい気持ちはまた出てくるかもしれませんが、そのつど達成感を得ることのくり返しだと思います。

保護者

難しい問題やわからない問題に無理やり自分だけで取り組んじゃうと、めんどくささの克服には逆効果のこともあるのね。

教室長がおっしゃるような、「できた」っていう感覚は、どうすれば得られるんですか？

教室長

自分の実力にピッタリの問題をやることに尽きると思います。まずは学習塾で本人の学力を測り、お子さんのいまの習熟度にピッタリの問題をやることで、確実に勉強が前に進んでいきます。

保護者

教材選びは大切ってことなんですね。

教室長

そうですね。教材が難しすぎても、やさしすぎても、やる気にはつながりません。本人にとって、ほどよい加減というか、やりがいの感じられる教材でなくてはいけません。そしてその教材選びのために必要なことが、本人の実力を正確に測ることです。個別指導塾であれば、その部分をきちんとやってもらえます。塾に通うメリットの１つですね。

保護者

塾をうまく活用できれば、勉強するのがめんどくさくなくなっていくという、いい循環ができるってことですね。

教室長

いまの習熟度に合った問題集に触れ、達成感を得られれば、お子さんは勉強に対するやりがいを感じ、自ら勉強に取り組むようになって、塾にもすすんで通うようになると、私は考えていますよ。