数学の「わからない」は要注意!

保護者

数学が苦手なお子さんって多いわよね。

保護者

ええ。うちの子もすごく苦手で困っています

保護者

どうして苦手なの?

保護者

私にもよくわからないんです。もしかしたら、学校の授業をちゃんと聞いていないのかもしれません。とりあえず、次の長期休みまで待って、そこから考えようって主人とは話しているんですが。

教室長

それは危険です。数学の苦手を放っておくと、後で大変なことになりますよ。

保護者

え、どういうことですか?

教室長

数学は各単元が深くつながっている科目です。たとえば中学1年生で習う方程式は、中学2年生の連立方程式や中学3年生の2次方程式に、中学1年生の比例・反比例は、中学2年生の1次関数や中学3年生の2次関数につながっているんです。

保護者

つまり、ひとつの単元を落としてしまうと、その後に大きく影響するってことですね。

教室長

そうです。数学を理解する手順としては、まず例題で単元の大枠を理解し、確認問題で自分でも解いてみます。そして練習問題で演習を重ね、できるようになってから発展問題など応用力が試される問題を解くことになります。ただ、この流れに乗れないお子さんはたくさんいます。

保護者

どういうことですか?

教室長

例題、確認問題できちんと理解できていないまま先に進んでしまうお子さんが多いんですよ。そうすると、その後の内容もわからなくなってしまい、結果的にその半学期で習ったすべての内容が十分に理解できていない状態になってしまいかねません。それが夏休みならまだしも、短い春休みや冬休みで取り返せると思いますか?

保護者

無理でしょうね…どうしましょう。

教室長

そんな時に頼りになるのが、学習塾の存在です。 

学習塾で数学を克服

保護者

学習塾ですか。今は部活動で精一杯なのでいいかなぁと思っていたんですけど。でも塾ってみんなで勉強するんでしょう?学校と変わらないような気がしますけど。

教室長

今は個別指導の学習塾もありますよ。基本的に学校では、お子さん1人ひとりの理解度に関係なく、学習指導要領に沿って授業が進んでいきます。しかし個別指導塾の場合、その生徒がつまずいたところで立ち止まって、できるまで教えてくれます。1学年前に習った単元を理解できていないのであれば、できるところまでさかのぼって学習し直すことも可能です。

保護者

そこが個別指導塾のいいところですよね。テキストも、お子さんに合わせて選んでくれる塾もあるようですし。

保護者

そうなんですか!でも、毎日のように授業がある数学を、週に何回か塾に通うだけで補えるのでしょうか。

教室長

そこもポイントですね。個別指導塾だと、その生徒の学習状況に合わせて教えてくれます。つまり、やる単元も選定してくれるのです。たとえば、方程式の確認問題が解けないお子さんが、発展問題を解けるようになるには時間がかかります。しかし大体において、発展問題が出てくる割合はテストでも少しです。

保護者

とりあえず練習問題くらいまではできるようにしてくれるということですか?

教室長

ええ。それならお子さんが先の単元に進んでも、学習進度に支障をきたしません。

保護者

でも、応用問題もやっておかないと不安です。ただでさえ、家じゃやらないですし。

教室長

そんな時のために、春期講習、夏期講習や冬期講習があるんです。重要度は高いけれど優先度が低い部分は学校の長期休みの中でバッチリ補うことができます。

保護者

なるほど!これなら、置いていかれることもなさそうですね。それに理解するまで教えてくれるなら、家で私たちが必死になる必要もないし。でも、予算が少し心配です。

教室長

授業料は学習塾ごとに違いますので、料金を見比べてみるといいですよ。

保護者

授業の回数も選べるんですよね?

教室長

ええ。週1回から通うことができるところが多いので、お子さんの状況やご家庭の予算に合わせて選択することをおすすめします。塾によっては各中学校のテストに向けた予想問題を作っているところもあるので、週1回でも通っておくとメリットが大きいですよ。

保護者

ゆくゆくは、塾で学校の予習ができるようになればいいですね。

教室長

それが理想ですね。塾は学校の勉強を柱として、それをしっかりと支えますよ。

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