中学1年生にとっては初めての、中学3年生にとっては受験勉強が本格化する夏休みがやってきます。中学生の夏休みを有意義に過ごすためには、どんなことに気をつければいいのでしょうか?
志望校に合格するための、夏休みの過ごし方はこちらの記事もぜひご参考ください。
休日をダラダラと過ごさないコツは、こちらの記事もご参考ください。
目次
夏休みの予定を把握して、計画を立てよう!
保護者
もうすぐ夏休みですね。1ヵ月以上も学校がお休みだから、今からどう過ごせばいいか考えてしまうわ。
保護者
ほとんどの学校が約40日間もお休みになるんですものね。お子さんたちには勉強もがんばってほしいし、ふだんはできない経験も楽しんでほしいと思います。保護者はなにをしてあげられるかしら?
教室長
まずは夏休みのスケジュールをお子さんと一緒に考えてみてはいかがですか?長い夏休みを有意義に過ごすためにも、夏休みにやるべきこと、やりたいことをリストアップして、全体的な予定を把握することが重要になってきます。
保護者
夏休みにやるべきことといえば、まず学校の宿題かしら。あと、うちの場合は部活動の予定も考えておかないといけないわね。
教室長
夏休みは宿題がたくさん出る学校も多いですからね。こちらの記事では、宿題を早めに終わらせる効率の良い学習計画の立て方をご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
保護者
宿題以外の勉強にも取り組んでほしいですね。塾の夏期講習の予定もありますし。
教室長
学習の計画はもちろんですが、旅行や友だちと遊ぶ予定も含めて考えておくとよいと思います。
保護者
勉強だけでなく、家族や友だちとの予定もあるから中学生の夏休みはやることがいっぱいね!
教室長
予定を詰め込みすぎず、ゆったりとしたスケジュールを組むのがおすすめです。スケジュールを立てることで、40日間の休みであっても、「短いな」「ムダにできないな」という時間の感覚をお子さん自身も持てるようになると思います。そうすれば、おのずと生活のなかにメリハリができますし、時間の管理が上手になっていきますよ。ぜひ親子で話し合って計画を立ててみてください。
個別指導塾なら、お子さまだけの効率の良い学習計画を立ててくれるので、一度無料の学習相談など利用してみても良いかもしれません。
保護者
余裕のあるスケジュールを立てるためには、生活リズムを維持することも大切になりそうね。早寝・早起き、朝食を食べる習慣を維持するのは私たち保護者の役目ですね!夏休みの生活をしっかりサポートしてあげたいと思います。
【中学1年生、中学2年生】時間のあるうちにやっておきたいこと
保護者
保護者としては、まず宿題を計画的に進めてほしいと思います。
教室長
宿題はいつまでに終わらせるか期限を設定して逆算し、1日あたりのだいたいの量を決めておくのがよいと思います。
保護者
宿題以外の学習はどんなことに取り組めばいいでしょうか?
教室長
中学生1年生、中学2年生では最低限1学期の復習と、余裕があれば9月からの学習内容の予習もしておきたいところですね。勉強時間は1日90分~120分ほどを目安にするといいでしょう。涼しい午前中に勉強するのがおすすめです。
保護者
1学期の復習や2学期の予習ができる夏休み向けの問題集などを用意するのもいいかもしれませんね。こちらも1日あたりのページ数を計算しておけば、計画的に進められそうです。
教室長
いいですね!1日にこの時間帯だけは勉強をがんばろうという時間を決めておけば、継続して学習する習慣を身につけられるのでおすすめです。部活動や塾の予定があるお子さんの場合は、その日によって勉強する時間を調整してあげると無理なく毎日続けられると思います。
保護者
中学1年生、中学2年生と受験生になる中学3年生では過ごし方が多少なりとも変わってきますよね?
教室長
おっしゃるとおりです。中学3年生になると夏休みは受験勉強が中心になってくると思います。中学1年生、中学2年生の余裕のあるうちに、長期休みにしかできないことに挑戦するのもよい経験になるでしょう。
保護者
ふだんはできない体験には、どういったものがありますか?
保護者
親元を離れて宿泊する体験なんてどうかしら?たとえば、プロが指導するスポーツの合宿や、山や海で自然に触れるサマーキャンプとか。自転車での一人旅というのもよく話題になるわね。
保護者
実は夏休み中の海外でのホームステイや、国内の英語キャンプについて調べているところなの。うちの子は英語に興味があるから、異文化に触れる体験をぜひしてほしいわ。
保護者
なるほど!確かにどれもふだんはできない体験ですね。
教室長
遠くに出かけるのも貴重な体験ですが、私は読書もおすすめしたいですね。読書は人生を豊かにしてくれます。本を読む習慣をつけるには、時間のある夏休みがピッタリですよ。読解力を鍛えるコツはこちらの記事でもご紹介しています。
保護者
確かに、時間のある夏休みは本を読むいいきっかけになるかもしれませんね。
教室長
そして、中学生は将来について考えはじめてもいい時期です。夏休みに自分のやりたいことをじっくり考えてみるのもよいと思います。
保護者
地域によっては商工会議所などが企画する職業体験があるそうよ!興味のある職業があれば、参加してほしいわね。
保護者
社会と触れ合うという意味ではボランティア活動に参加するのもいい経験になりそうです。将来を考える意味では、興味のある高校のオープンスクールなどに行ってみるのもいいかもしれませんね。
教室長
中学生のあいだにできるだけ多様な経験をしておくことで、将来の選択肢の幅が広がっていくはずです。保護者の方が下調べをして、お子さんに提案してあげるのもよいでしょう。ボランティア活動の始め方や選び方は、こちらの記事が参考になりますよ。
【中学3年生】受験目前!夏休みの過ごし方
保護者
中学3年生の夏休みはいよいよ受験が間近に迫ってくる時期ですね。中学3年生は1日どのくらい勉強すればいいんでしょうか?
教室長
受験生は学校の授業と同じくらいの学習時間を確保するのが1つの目安です。そのためにも早寝・早起きを心がけて生活リズムを崩さないことが大切になってきます。
保護者
学校の授業と同じくらいですか。うちの子がそんなに勉強できるか心配です。
教室長
いきなりは無理でも1日に数分ずつ勉強する時間を延ばすことで、集中力を保つコツがつかめるようになるでしょう。学習習慣が身についておらず、お子さんが自分で勉強を進めることが難しそうなら、学習塾の夏期講習も選択肢の1つです。
保護者
うちの子は部活動を熱心にしているので、勉強の習慣がつけられるか心配です。たとえば、夏休み直前まで部活動に打ち込んでいて勉強する習慣がなかった場合は、なにをどうやって勉強したらいいのかがわからないということもありそうですよね。
教室長
そんなときこそ学習塾や家庭教師など専門家のサポートを利用しましょう。前もって調べておくと夏期講習の申し込みがギリギリになってしまって焦るということも防げますし、保護者の方も安心して夏休みを迎えられるのではないでしょうか。
保護者
中学生の夏休みに勉強や部活動はもちろん、友だちと遊んだこと、ふだんはできない経験をしたことなど、なにかに全力で取り組んだ思い出は、これからの人生を支える宝物になるでしょうね。せっかく1ヵ月以上ある夏休みを有意義に過ごせるように、うちの子とも話してみます。
東京個別・関西個別の夏期講習(中学生)
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