「映像授業」は、スマートフォンやタブレットなどの普及・発達に伴い増えてきた学習スタイルで、パソコンやスマートフォン、タブレットなどのデジタル機器を使い、あらかじめ録画された授業の動画を見られるというものです。
部活などで塾に通う時間があわなかったり、塾が遠くて通いづらかったりするお子さんでも、映像授業を活用すれば、自宅にいながらプロ講師の授業を受けられます。
今回はこの映像授業のメリットをご紹介しましょう。
目次
映像授業は時間や場所を選ばず、くり返し見ることが可能
最近では、通常の塾の講義にプラスして映像授業のサービスを申し込むことができたり、通信教育の教材でも映像授業が活用できたりと、映像授業を利用する方法はさまざまです。
時間や場所を選ばず、好きな時に授業が見られることは、部活などで塾に通う時間がとれないお子さんにとっては、大きなメリットといえるでしょう。
また、理解できるまで一時停止して考えたり、何度もくり返して見たりすることができるのも映像授業のいいところ。
自分のニガテ分野に合わせて授業を選び、理解できるまでくり返し活用すれば、弱点を集中してつぶすことができます。
ただし、映像授業は単に見るだけで力がつくというわけではないので、注意すべき活用ポイントもいくつかあります。たとえば、映像授業で理解を補強しながら、実際に「書いて解いて確認する」ことや、自主的に取り組む姿勢が大切になります。
また、映像授業を利用するためには、パソコンやスマートフォン、タブレットなどの機器だけでなく、デジタルサービスを利用するための動作環境やWi-Fi環境なども必要になります。
映像授業は、忙しい人や自分のペースで取り組みたい人にオススメ
映像授業は、部活などが忙しくてまとまった時間がとれない人や、通学時間が長く塾に通う時間がない人、自分のペースでコツコツ取り組みたい人に、オススメです。
映像授業には、1時間程度の長い授業を見られるもの、単元ごとに短時間で見られるものなどさまざまありますが、一気にすべてを見られなくても大丈夫。映像授業ならではのメリットを生かして一時停止しながら見れば、まとまった時間がとれなくても、ちょっとしたスキマ時間に有効活用できます。
他にも最初から最後まで通して見ずに、苦手なところの解説動画だけを見て、時間を短縮する学習法もあります。
自分のペースや学習進度に合わせて、計画的に映像授業を上手に活用できると、その効果を十分に実感できるでしょう。
一方、自分で学習計画を立てて、自主的に学習に取り組むのが苦手な場合は、映像授業の効果を十分に引き出せません。
それと言うのも、映像授業の学習ペースは本人任せであり、学習の強制力が働きにくいからです。映像授業を見て学習することを習慣化していかないと、映像授業の講座を申し込んでも「実際にはなかなか受講が進まない・・・」という自体に陥りがちです。
「いつでも見られる」は、裏を返すと「今日も見ない」につながりかねないので、ひとりではなかなかやる気が続かないという場合は、個別指導塾で授業を受けて、その補強として映像授業を活用するなどの工夫や、個別指導塾のサポートが必要かもしれません。
また、わからないことはすぐに先生に質問して、その場でいろいろ解決したい場合は、講師と双方向のコミュニケーションができる個別指導塾などで授業を受けるスタイルのほうが合っているでしょう。
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入試対策も「映像授業」を取り入れて効率的に
映像授業は普段の予習・復習・定期テスト対策に活用できるだけでなく、受験対策にもオススメできます。
たとえば、対策すべき科目が多い大学入試対策では、ニガテ科目は個別指導塾で自分自身のつまずきに沿った指導を受け、映像授業で理解を補強。
得意科目は自宅で自主学習しながら、理解に不安なところが出てきたら映像授業を見て、その場でつまずきをつぶしていくなど、映像授業のメリットをうまく生かして学習すると、効率よく効果を上げられるでしょう。
普段の学習に映像授業を取り入れることで、理解が定着するまで何度でも確認でき、効率のよい学習ができるようになります。
ただ、映像授業の自主的な学習には向き不向きがありますので、個別指導などと組み合わせて、映像授業との両面で効率と質のより高い学習を考えてみるのもオススメです。
たとえば東京個別指導学院では、一人ひとりの学習ニーズにあわせて個別指導と「V-style」という映像教材を組み合わせ、それぞれの強みを生かして学習できるオーダーメイドの学習プランもご用意しています。