小学生の夏休みは約30日~40日と長いですが、せっかくの長い休みを無駄にしてしまわないか、心配に思う保護者さまも多いのではないでしょうか?
とくに共働き家庭の場合は、保護者が家にいない間にどう過ごすのかといった不安もあると思います。
今回は、小学生のお子さまが楽しく、有意義な夏休みを過ごすためのヒントをご紹介します。夏休み中の学習プランの立て方や勉強のポイントもお伝えするので、ぜひ最後まで参考にしてみてくださいね。
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目次
【保護者さま向け】小学生の夏休み期間によくある悩み
夏休み中によくある保護者さまの悩みとして、主に次のようなものがあります。
- 有意義な夏休みにするために、子どもに何をさせたらいいのかわからない
- 子どもが宿題を後回しにし、計画的に取り組まない
- 生活リズムがぐちゃぐちゃにならないか心配
- 子どもが遊んでばかりで、自主的に勉強をしない
とくに共働きのご家庭では、親がいない日中にどう過ごしているのか心配……というお悩みもあると思います。
そこで次からは、共働き家庭の夏休みの解決方法をお伝えしていきます。
夏休みの有意義な過ごし方のアイデア10選は、こちらでご紹介しています
親が家を空けている時間の過ごし方が心配……共働き家庭の夏休みはどう解決する?
共働き家庭の場合、保護者さまが仕事に出かけている日中の間は、お子さまだけで過ごす時間が増えてしまうのが悩みの種。
「一人で留守番させると、退屈させてしまわないかな?」「宿題や勉強がはかどらず、遊んでばかりにならないか心配……」と思う保護者さまも多いでしょう。
そこで今回は、日中の間もお子さまが有意義に過ごすための解決方法として、次の2つをご紹介します。
- 学童保育を利用する
- 塾の夏期講習を利用する
学童保育を利用する
学童保育は、小学生のお子さまを預かってくれるサービスです。
学校がある期間は放課後に利用するイメージがありますが、夏休み期間は平日の朝から夕方まで預かってくれるところも多くあります。夏休みの間だけ、一時的に利用することも可能です。
学童保育は、子どもたちの居場所を提供するところです。そのため、学習時間に自主的に宿題をすることはできますが、宿題や勉強を教えてもらうことは基本的にできません。
しかし、他のお子さまたちと一緒に遊んだり、宿題をしたりできるので、家に一人でいるよりも、楽しく充実した一日を過ごせます。
塾の夏期講習を利用する
お子さまに学習習慣をしっかり身につけてほしい場合は、塾の夏期講習を利用するのもおすすめです。
勉強がはかどる環境であることはもちろん、安心してお子さまを預けられる場所でもあります。
個別指導塾の東京個別指導学院・関西個別指導学院は、夏休み期間は午前中から開講していて、受講日以外でも自習スペースを使えます。
スタッフの目が行き届いているので、お子さま一人で勉強するよりも、学習習慣が身につきやすいです。
学校の宿題でわからないところも先生に質問ができるので、お子さまの夏休みの宿題のフォローをしてほしい場合は、ぜひ利用を検討してみてください。
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小学生の夏休みの有意義な過ごし方10選
ここでは、小学生の夏休みを有意義に過ごすためのアイデア10選をご紹介します。
- 読書をする
- スポーツでからだを動かす
- 自然に触れる
- お菓子作りに挑戦する
- 地域のボランティアに参加する
- 科学館や博物館へ行く
- 家族で旅行に行く
- サマーキャンプに参加する
- イベントやワークショップに参加する
- 学習時間を確保する
一つずつ、見ていきましょう。
①読書をする
いつもは本を読む習慣がないお子さまも、時間のある夏休みはゆっくり読書に挑戦できる良い機会です。
「夏休みの間に〇冊読む」という目標を立てて、読んだ本の記録をつけてみましょう。図書館や本屋に行き、気になる本をお子さま自身で探して選んでみるのもおすすめです。
読書をすることで、知らない言葉や表現を学べたり、新しい考え方に触れたりできます。
②スポーツでからだを動かす
夏休み期間は家にこもってばかりではなく、スポーツでからだを動かすことも大切です。
友だちと予定を合わせて外遊びをしたり、水泳やスポーツクラブの短期教室に参加したりするのもおすすめです。
ただし、外で運動する場合は熱中症に気をつけて、十分な休憩と水分補給を忘れないようにしましょう。
③自然に触れる
近くの公園、もしくは家族で山や海に出かけて、昆虫や植物を観察したり、自然の中を散策したりするのもおすすめです。
日ごろは触れ合えないような自然のなかで、お子さまの好奇心や観察力を伸ばす機会にもつながります。
ただし、自然には危険がつきものなので、保護者さまはお子さまから目を離さないように気をつけましょう。また、長時間外で活動する際は、熱中症対策も忘れずに行ってください。
④お菓子作りに挑戦する
「食べものが好き」「料理に興味がある」というお子さまは、普段はできないような、時間のかかるお菓子作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
レシピを読んで必要な材料を調べたり、時間を管理したり……といった工程のなかで、料理の楽しさや完成したときの達成感を味わえます。
火や包丁を使う場合は、保護者さまが必ず近くで見守りながら注意して行いましょう。
⑤地域のボランティアに参加する
地域のボランティア活動に参加することは、普段接することがない人たちと交流できる良い機会です。地域に貢献することの大切さや、社会の仕組みについて学べます。
学校や家庭以外のアクティビティに参加することで、お子さまの新しい発見や成長にもつながるでしょう。
⑥科学館や博物館へ行く
夏休みは、科学館や博物館へ行くのもおすすめです。
学校の授業では習わないことを知ることができたり、科学実験の体験や展示物の観察を通じて、お子さまの知的好奇心が広がったりする可能性があります。
また、多くの科学館や博物館では、夏休み期間中に子ども向けの特別展示やワークショップを開催しています。お子さまが興味のあるテーマがあれば、ぜひ訪れてみてくださいね。
⑦家族で旅行に行く
家族旅行は、夏休みのイベントの定番です。これまで行ったことのない新しい場所を訪れることで、お子さまはさまざまな経験や学びを得られます。
家族全員で休みの予定を合わせづらい場合は、日帰り旅行や近場の観光地へ行くことも検討してみてはいかがでしょうか。
⑧サマーキャンプに参加する
サマーキャンプは、お子さまだけ、もしくは親子で一緒に数日間参加する自然体験プログラムのことです。
複数人でさまざまなアクティビティを行うため、学校とは違う環境で新しい友だちを作ったり、チームワークや自立心を高める経験ができたりします。
山の中の探索や飯ごう炊さんなど、プログラムの内容はさまざまです。お子さまの年齢や性格に合わせたプログラムを選ぶことをおすすめします。
⑨イベントやワークショップに参加する
夏休み中は、学校や地域、レジャー施設などが子ども向けのイベントやワークショップを開催しています。
からだを動かすものや、アート、ものづくり、学習に関する体験など、内容はさまざまです。お子さまが普段の学校生活では得られない体験をしたり、興味のあるテーマへの学びを深めたりできます。
⑩学習時間を確保する
夏休みは楽しむだけではなく、学習時間を確保することも大切です。宿題はもちろん、1学期の復習や2学期の予習をする時間も作りましょう。
毎日少しずつ勉強をすることで、お子さまが計画的に学習する習慣を身につけられます。他の予定とも相談しながら、無理のない範囲で勉強を進めていきましょう。
家庭学習だけだとお子さまが遊んでばかりで勉強をしない、やる気を出さない……という場合は、塾の夏期講習を利用するのも一つの手です。
東京個別・関西個別では、先生がお子さまのモチベーションをアップしながら、効率的な勉強方法を指導してくれます。夏休みのあいだに家庭学習の習慣をつけたい場合や崩したくない場合は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
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小学生の夏休みに注意したい3つのポイント
お子さまがより充実した夏休みを過ごすには、次の3つのポイントに注意しましょう。
- 「早寝早起き」など、規則正しい生活を心がける
- インターネットや動画、ゲームは時間を決める
- 遊びも勉強もバランスよく!スケジュール管理に気をつける
それぞれについて、詳しく説明していきます。
「早寝早起き」など、規則正しい生活を心がける
夏休み中は、学校があるときよりも、寝る時間や起きる時間が少し遅くなってしまうお子さまもいるのではないでしょうか。
しかし、一度体内時計が崩れてしまうと、夏休みが明けたときに、規則正しい生活リズムに戻りにくくなる可能性があります。お子さまが朝起きるのを嫌がり、学校に行きたくないと言い出す原因にもつながるため、注意が必要です。
正しい生活リズムを保つには、夏休み中も早寝早起きを意識しましょう。3食きちんと食べ、適度な運動を取り入れることも大切です。
また、学校がない期間も正しい生活リズムを保つ方法として、学童や塾の夏期講習を利用する方法もあります。
東京個別・関西個別では、午前中から夏期講習を開講しているので、生活リズムを保ちやすくなります。受講日以外も自習スペースを利用でき、スタッフの目も行き届いている環境のため、お子さまが家だとついダラダラ過ごしてしまう……という場合も、ぜひ検討してみてください。
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インターネットや動画、ゲームは時間を決める
夏休み中は、インターネットやYouTubeなどの動画、ゲームを利用する時間が増えがちです。
長時間利用すると、お子さまの視力や集中力の低下、ネットやゲームの依存症につながる可能性があります。
お子さまと話し合い、「1日〇時間まで」といった具体的なルールを決めておきましょう。
ルールを決めても守らなかった場合は、単に𠮟るのではなく、どうすれば守れるのかをお子さまと一緒に考え、必要に応じてルール自体を見直していくことが大切です。
また、ルールを守れたときは小さなことでも褒めて、お子さまのモチベーションをアップさせましょう。
遊びも勉強もバランスよく!スケジュール管理に気をつける
夏休み中は楽しい予定に気を取られて、学習時間が不足してしまうこともあります。
しかし、夏休みの宿題を後回しにすると、最終日までに終わらず焦ることになってしまいます。
また、夏休みは期間が長いので、お子さまが苦手な分野を復習して克服したり、夏休み明けの授業内容を予習したり、これまで学んできた内容を深めたりして、成績アップできるチャンスでもあります。
遊びも勉強もバランスよく行えるようなスケジュールを計画し、有意義な夏休みを過ごしましょう。
小学生の夏休みの学習プランの立て方
夏休みの学習プランは、次のように、大きく2つのステップに分けて立てていくことが大切です。
<夏休みの学習プランの立て方>
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まずは、お子さまと一緒に「何ができるようになりたいか、そのためには何をがんばりたいか」を話し合いましょう。お子さま自身が納得する目的・理由を見つけることで、嫌々ではなく、自発的に学習できるようになります。
次に、夏休みの宿題や復習したい単元など、取り組まなければならない内容をリストにします。リスト化したら、それぞれをいつまで終えるのか、締め切りの目標を立てて「計画表」を作ります。
そして、作成した計画表から逆算し、1日のタイムスケジュールを立てます。予定どおりに進められているかは定期的に振り返り、遅れていたら計画を練り直すなど、必要に応じて調整していきましょう。
お子さまの学年にもよりますが、リスト化、計画表作り、タイムスケジュール、振り返り、計画の調整などは、保護者さまが一方的に決めるのではなく、お子さまと一緒に行うことが重要です。
お子さまが関与することで、勝手に決めて押し付けられた「計画」ではなく、お子さま自身の「計画」なのだという意識が高まります。
とくに、夏休みの宿題は量も多いので、夏休み後半になってから焦ることがないよう、計画的に取り組んでおくことが大切です。
勉強時間が多い=成果につながるわけではない!
お子さまが学習に取り組むとき、夏休みは時間があるからといって、ただ長時間勉強すればよいというわけではありません。
大切なのは勉強時間ではなく、学んだ内容が定着しているかということです。
例えば、「ノートをきれいにまとめるだけ」「問題集をひたすら解くだけ」では、お子さまの成績アップにはつながりません。
1日1時間でも、そのなかで何を学び、何ができるようになったかが重要です。「今日はどんなことができるようになったか」「今日勉強したことを他の人に説明できるか」といったことを、お子さまと一緒に振り返ってみましょう。
このような成果の振り返りも含め、家庭学習だけではお子さまの成果につながる勉強法を取り組むのが難しい……と感じた場合は、学習塾の利用を検討することもおすすめです。
東京個別・関西個別では、お子さまの目標達成に必要な学習量・内容を分析して学習計画を組み立てるので、効率よく成果を得られます。
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成績アップを目指そう!夏休みの勉強のポイント
最後に、お子さまが成績をアップするための、夏休みの勉強のポイントをご紹介します。
<夏休みの勉強のポイント>
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効果的な勉強法を取り入れ、長い夏休み期間のうちに、周りと差をつけていきましょう。
苦手な教科に絞って復習する
夏休みはこれまでの学習内容を復習し、お子さまの苦手を克服できるチャンスです。
復習するときは、習ったすべての単元を振り返るのではなく、お子さまが苦手な単元やつまずきやすいところに絞るのもポイントです。
まずはお子さまの学習状況を把握するところからスタートし、どんなところでつまずいているのかを一緒に確認してみてください。
そして、学校の宿題や問題集に取り組むなかで、お子さまがつまずいたところやわからなかったところは繰り返し解いて、理解を深めていきましょう。
夏休み明けの授業で学ぶ内容を予習する
苦手な単元の復習を終えたら、夏休み明けの授業で学ぶ内容を先取り学習しておくこともポイントです。
夏休みのうちに1教科でも予習をしておくと、学習内容の知識がある程度身についた状態で、学校の授業を受けられます。事前知識があることで、授業内容をスムーズに理解できるようになり、成績アップにもつながります。
まとめ
小学生のお子さまが有意義な夏休みを過ごすには、規則正しい生活リズムを心がけ、遊びと勉強をバランスよくできるような計画を立てることが大切です。
とはいっても、「家だと、なかなか子どもの勉強がはかどらない」「共働きで、日中子どもが遊んでばかりにならないか心配……」という場合もあると思います。そんなときは、勉強はもちろん、夏休みの宿題もサポートしてくれる「学習塾」の利用も検討してみてはいかがでしょうか。
個別指導塾の東京個別・関西個別では、夏期講習期間は午前中から開講しているため、お子さまが規則正しい生活リズムを自然にキープできます。
さらに、受講日以外は「自習スペース」も利用でき、学校の宿題でわからないところは先生に質問できます。
お子さまが夏休みの宿題・勉強に集中できる環境を確保したいという方は、ぜひ一度ご相談ください。
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