学期末に行われる期末テストは、成績に直結する重要な学内テストの1つです。対策や復習はどのように行えばよいのでしょうか。今回は期末テストの基礎知識や対策法、復習方法などについてまとめてご紹介します。
目次
期末テストって何だろう?
保護者
最近の中学校の期末テストってどんな感じなんでしょうか。娘がこんど期末テストを受けるようなんですが…。
保護者
私たちの時代とだいたい同じだと思うわ。範囲は多くの場合、前の中間テストからこれまでの学習内容になっていて、時期は学期末よ。
保護者
3学期制だったら7月上旬、12月上旬、3月上旬の3回、2学期制だったら9月中旬、3月上旬の2回ですよね。
保護者
教科は英語、数学、国語、理科、社会の主要5教科のほかに、保健体育、音楽、美術、技術・家庭科の副教科をプラスした9教科になるわね。
教室長
そうですね。もっとも都道府県によっては実施時期が変化したり、副教科が中間テストにもあったりするみたいですが、ともかく一般的には期末テストは教科数が多いです。ですから、早めに対策を始めておかないと1教科当たりの勉強時間が少なくなってしまうかもしれません。
必見!期末テストの対策方法!
保護者
期末テストの対策はどのようにすればよいのでしょうか?
教室長
まずは出題範囲の確認が大切ですね。学校や教科によっては中間テストまでの範囲も期末テストの出題範囲に含まれる場合があるため注意が必要です。
保護者
範囲を間違えてしまったらスタートでつまずいてしまいますね。
教室長
そのうえで、先ほども言ったとおり早めに対策を始めておくことが肝心ですね。中間テストより教科数も多く、また範囲が広いケースも多いためです。塾によっては期末テストの3週間前から対策を始めてくれるところもありますので、そのくらいの余裕をもって勉強を始めるとよいですよ。
保護者
具体的な勉強法についてはどうですか?
教室長
授業のノートや学校で配られたプリントを復習したり、学校で配布された問題集の該当範囲を解いたりするとよいでしょう。特に問題集の中で間違えた箇所は解けるようになるまで繰り返し解き直すことが大切です。英語や国語の古文などは教科書の文章を音読する方法も有効ですね。視覚と聴覚両方から学習内容をインプットしながら、口に出すことでアウトプットもできます。また授業で習った内容を教科書に即して問題演習できる教科書ワークもおすすめですよ。期末テストの模擬問題がついている場合もあるので活用してみましょう。
もし期末テストの結果が思わしくなかったら…
保護者
もし期末テストの結果がよくなかったら、どのように対処すればよいのでしょうか。
教室長
期末テストは受けるだけでなく、きちんと復習することで力になるところがポイントです。解けなかった箇所や間違えた箇所はきちんと解き直すようにしましょう。今後模擬試験や実力テストで似たような問題が出た時に間違わないようにすることが大切です。
保護者
結果に一喜一憂するだけじゃなくて、きちんと復習してテストに出た内容を身につけることが大事なのね。
教室長
また期末テストの「復習ノート」をつくるのも手ですね。解けなかった問題をノートに写したり、コピーして貼ったりして、その下に自分で解き方をまとめておくという方法です。模擬試験などの勉強の時に見直しやすいですよ。期末試験の後は長期休暇があるため、その間にじっくりと復習できるので、ぜひ試してみてもらいたいです。
保護者
でも、学校で解き方を解説してもらえなかったり、問題集や教科書を読み直してもわからないままだったりした時はどうすればよいのかしら。
教室長
そのような場合は個別指導塾に頼ってみるとよいと思いますよ。地域ごとの教育を熟知した講師が期末テストの対策や復習を効果的に行ってくれます。わからないところも丁寧に解説してもらえますよ。
保護者
それは頼もしいですね!