中学生の授業内容は、小学生のころと比べて大幅に難しくなります。そのため、授業にしっかりついていくためにも、定期テスト対策のためにも、日々の問題演習の積み重ねが重要です。今回は中学生のための問題集選びのポイントについてお伝えしていきます。
目次
お子さんの学力にピッタリ合った最適な問題集を選ぼう!
保護者
中学生になると授業が一段と難しくなるし、定期テストがあることを考えると、問題集などの副教材でしっかりと学習して成績アップにつなげたいですね。
保護者
そうそう。でも、市販の問題集はたくさんあっていざ選ぶとなると、難しくありませんか?
保護者
書店で保護者と問題集を選んでいる中学生を見かけたことがあるわ。実際に問題集を使うお子さんと一緒に探すというのも方法の1つね。
教室長
よく売れている問題集はインターネットのサイトでも探せますが、それがお子さんの学習目的にピッタリのものとは限りません。まずは学校の先生や塾の教室長・講師の方などに相談してみるのもいいと思います。
保護者
なるほど。私はいま、中学生の勉強は復習が大切だと感じているので、その復習のための問題集を探そうと思っています。どうしたらいいのでしょう。
保護者
授業を中心に考えると、教科書の内容に沿った問題集を副教材として上手に使いたいですね。
教室長
そうですね。おっしゃるとおり、授業の復習用ということでしたら、教科書の内容に準拠したワーク類を用意するのがいいと思います。少し規模の大きな書店に行かないと見つからないかもしれませんが、教科書の内容に沿って復習できると、定期テストの点数も上がり、お子さんのやる気アップにもつながっていくでしょう。そんなふうに、どんな対策をしたいのかを明らかにしておくと、教材選びがスムーズに進みますよ。
お子さんが興味をもって学べる副教材のあれこれ
教室長
一口に問題集と言っても、教科の内容に特化した参考書や、教科書準拠のワーク、計算問題や漢字の学習などに使うドリルなど、さまざまな形式のものがあります。それぞれの役割をしっかりと把握して、お子さんの学習目的に合った問題集をうまく使いたいですね。
保護者
それぞれの問題集の特徴をぜひ詳しく教えてください。
教室長
参考書は、教科内容の解説を読んで理解したり、教科に関連した内容を調べる教材です。教科別にそれぞれ用意されています。
保護者
さきほど話に上がったけど、教科書準拠ワークなら教科書の内容に沿っているみたいだから、学校の授業の予習にも復習にもピッタリみたいよ。うちの子は定期テスト直前の確認用にも使っていたわ。
教室長
そうですね。うまくワークを使えていたのではないでしょうか。あと、最近では要点をまとめたCD付きのものなど、くり返し学べる工夫がされているものもあります。また、図解や写真をたくさん使ったわかりやすい構成の参考書も多くなっています。
保護者
ずいぶん様変わりしたのね。私が小学生のときは、よくドリルをやっていたわね。
教室長
そうですね。今でもドリルはたくさんの種類が販売されています。早く正確に解く練習をするには最適な教材ですし、細切れの時間の有効活用にも適しています。最近では、毎日すこしずつ勉強する習慣づけができるように進捗を記録できるもの、問題を解いたらすぐ答え合わせができるものなど、特色のあるものが増えています。
保護者
そうなんですね。勉強にはずみがつくものや、意欲的に取り組めるものがあれば購入を検討したいと思います。
教室長
一般に流通していない問題集もある!
保護者
さきほど、塾の教室長や講師の方にどんな問題集を使えばいいのか相談してみるのもよいとおっしゃっていましたね。
教室長
やはり勉強のことですから、学習のプロの力に頼ると、いろいろな意味でメリットも大きいですよ。
保護者
塾の先生なら、子どもの成績をアップさせるノウハウをたくさん持っていそうね。
教室長
そのとおりですね。塾で受講していない教科について、自習中心で勉強していきたいという場合でも、塾のスタッフの方は親身になって協力してくれると思います。自分で解説を読みながら学習を進めていき、問題演習で定着させていくには、教材が難しすぎても簡単すぎてもいけません。きっと信頼できる塾の先生であれば、お子さんの学習状況に合わせた適切な教材を教えてくれることでしょう。
保護者
その場合はどんな教材を勧めてくれるのですか。
教室長
教材には一般の書店で流通しているものもあれば、塾にしか販売していない教材もあります。きっと塾の先生であれば、たくさんの経験と知識をお持ちですから、より幅広いラインナップの中から最適なものを提案してくれると思います。
保護者
あと、入試対策の問題集と言えば学校の過去問ですね。
保護者
過去の問題集も学校別にたくさん出版されていますよね。3年生になったら、過去問も買わなくてはいけませんね。
教室長
入試で結果を出すためには過去問での演習は不可欠ですね。ぜひ早いうちに一度は手に取って、志望校合格のために必要な実力と現在の実力との差を客観的につかんでおくことは大切だと思います。
保護者
学校別の過去問題集は、学校の先生や塾の講師が詳しいんじゃないかしら?
教室長
そうですね。現在、過去問はむかしながらの紙の過去問に加えて、インターネット上でオンライン販売されているものもあります。どれを利用すればいいのかは、ぜひ学校の進路の先生や塾の講師の方と相談してみてください。運がよければ学校や塾で余分にもらった過去問をいただくことができるかもしれません。
保護者
なるほどね。自分たちだけで決めずに、学校や塾とうまく連携を取りながら、問題集選びをしていくのが大切なのね。
学習サポート体制も充実!東京個別・関西個別
現状と目標に合わせた「オーダーメイドカリキュラム」で、日々の勉強を効率化。家庭学習のやり方までしっかりフォローします。まずは、学習のプロ・教室長による学習相談を無料で受けてみませんか?